「心室細動はAEDで止める」不整脈はほっとけない

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教えて！ドクター　家族の健康＜坂上　学部長＞

「心室細動はAEDで止める」不整脈はほっとけない

こんな症状は出ていませんか？
　　　胸がドキドキする
　　　脈がとぶ
　　　息切れがする

　　　　　　　　　　・

　　　　　　　　　　・
　
　症状があれば、不整脈かもしれません・・・・？

　　　　　　　　　　・

　　　　　　　　　　・
　
先ほどの症状がある、あなたはすぐにでも病院で精密検査を受けることを
オススメいたします




・不整脈と簡単に言うけど、細かく書けばきりがないほどその原因は
　あるようですが今日は

　　1　：　正しく知ろう不整脈の種類
　　2　：　不整脈検査でわかること　　　　　について深く切り込んでみましょう







1　不整脈の種類　　（分類だけを書いています）

　　①：　期外収縮性不整脈　：　　電気信号は通常なのだが、時々異常な信号が出ることがある
　　　
　　②：　頻脈性不整脈　　　　：　　心拍数が100回/分　を超える　電気信号が以上に出る

　　③：　徐脈性不整脈　　　　：　　心拍数が　60回/分　未満　電気信号が出なかったりブロックされる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ペースメーカーで信号を確実に出せるように手当をする



　いきなりクイズです。
　　　　上記、①～③の中で死亡リスクの高いものはどれになるでしょうか？








　　　　答えは　　　②番




②の中でも、最も怖いのは

　・心室細動　　：　　・心臓の寝室が細かく震えるように、けいれんした状態
　　　　　　　　　　　 　・心室がほとんど収縮出来なくなり、突然死に至ることもありうる
　　　　　　　　　　　　　（心臓から血液が送られない状態になる）




・心室細動で身近な人が倒れた時・・・・


　　　　　　状態は次のようになるらしい

　　　　　　　　　　　　意識が無くなり
　　　　　　　　　　　　呼吸停止
　　　　　　　　　　　　倒れてる

　　　　　　その時、あなたの行動は次の様に行うべきである

　　　　　　　　　　　　助けを呼ぶ
　　　　　　　　　　　　心臓マッサージ

　　　　　　　　　　　　AEDを使う（自動体外式除細動器）



・心房細動 　　（100人に1人の病）

　　　　　　　心房内で異常に色々な場所で細かく震える


　　　　　　　脳梗塞を引き起こすこともある (血の塊、血栓が出来やすい)

　　　　　　　脈拍が以上に早くなることで、心臓が疲れてしまう事で
　　　　　　　心不全で無くなる方もおられるらしい



・先生の言葉をまとめると

　　　　　　不整脈
　　　　　　原因　症状　危険度　さまざま
　　　　　　まずは、タイプを見極めて　　手当をしましょう

　　　　　　それと最後に、ご自分で判断なされず
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　医師に相談して下さい。


2　不整脈検査でわかること


・症状があれば、検査をしたほうが良いと思われる、不整脈の主な自覚症状

　　　普段と違うように、胸がドキドキする
　　　脈がとぶ
　　　失神する
　　　めまいがする
　　　息切れがする


・検査の種類
　　　12誘導心電図検査　（グラフに信号を書き、異常を見つけるもの）
　　　　　　会社の健康診断で使って頂いているが、検査時間が1分程度と短い反面、精密な検査には不向き

　　　運動負荷心電図検査
　　　　　　体に電極を付け、運動する時に起きる不整脈を見つけるもの
　　　　　　　　階段、自転車のペダルこぎ、ルームランナー等で負荷をかける

　　　ホルター心電図検査
　　　　　　携帯用の小型心電計を体に取り付け、患者の24Hr連続の心電図が測定できる

　　　イベントレコーダー
　　　　　　長期間、レコーダーを取り付けてもらい異常が出た時、患者にボタンを押し、記録してもらう


・今日の一言

　　　　　胸の鼓動が気になる時は
　　　
　　　　　調べてみよう、心電図

　　　　　症状なくても　年に一度は検査を受けよう


・最後に、症状がある方は　本当に簡単に不整脈検査で細かいところまで解りますので
　是非検査をしてみてください

　けして怖い検査ではありませんので


＜教えて！ドクター　家族の健康より＞


後記　：　次のAEDの写真を見てその時の備えとして、普段より保管場所を確認しておきましよう
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